瀬戸内国際芸術祭を香川県民の視点で応援するブログ

2019瀬戸芸を素人の香川県民が外野から情報発信していきます。

私の直島遍歴

 

 

直島には地中美術館ができた2004年に初めて訪れました。

 

地中美術館は、瀬戸芸全体の核になる建物で、かの有名な安藤忠雄氏の建築です。

 

2004年当時は安藤忠雄という名前は知っていて、直島が芸術の島で国内外に人気が出てきているということも聞いたことはありました。

 

直島自体の活動はそれ以前からやっていたらしいのですが、地中美術館が出来て、地中というコンセプトのキャッチーさや、作品の評判の良さから、芸術に特に興味のない香川県民の間でも、関心度がものすごく上がったと思います。

 

私も、ローカルニュースか何かで直島の特集をみて、行ってみたくなったのでしょう。

いざ行ってみると、家プロジェクトの南寺、地中美術館にあるジェームズタレル作品の非日常な美しさに感動しました。

 

また、その当時は安藤建築自体初めてみたので、コンクリートうちっぱなしの神殿のような美しさに、安藤忠雄氏は立派な人だなあと思った記憶があります。

 

 

 

その後、友人を案内する形で2回、訪れました。自分も大満足でした。

 

 

 

そして2010年、瀬戸内国際芸術祭なるものが、開催されるということで、パスポートを買い、全島制覇しました。その時は、豊島、犬島にも美術館が建てられ、直島以外の拡充度合いに驚かされ、わが香川県でとんでもないイベントをするのだなあと思いました。島を巡る、冒険のような感覚にも心躍ったのを覚えています。

 

2013年も当然参加、すべての島は回れませんでしたが、西讃の島を重点的に巡り、直島、豊島、犬島も回り、有意義に過ごせました。

 

しかし、2016年、パスポートを購入したものの、3回目ともなると、島を訪れる新鮮な感覚はもう無く、素人の私でもわかりやすい、大型の箱物が新しく出来なかったこともあり、直島とあと一島くらいしか回っておらず、あまり記憶にも残っていません。

 

ここから先は、一つ一つの作品や作家に対する予備知識を入れ、見る方も本気で見ていかないと、楽しめないということに気がつきました。

 

そしてこの前回の反省から、2019年の瀬戸芸を有意義なものにするためにもこれから少しずつお勉強してこのブログでご報告していきたいと思っています。